バリ島での登山の禁止事項

インドネシアの管区・創造経済大臣 Sandiaga Unoは、国民や特に観光客に対し、バリ島での登山禁止警告について事前にきちんと把握するよう求めました。

この観光警告は、バリ島の神聖な山々を守るためとされています。

そもそもこの警告がだされたのは、山で裸で写真を撮るといった神聖な山を汚す迷惑行為がきっかけでした。

外国人観光客が神聖な場所を汚す行為をする度に、バリ島の政府や地元住民は直ちに浄化の儀式を行っています。
ただ、何度も繰り返しては意味がありません。
迷惑行為が行われないよう対策を練るしかありません。

 

きっかけとなった迷惑行為とは、宗教の聖地ともされるバリ島最高峰のアグン山の山頂でロシア人観光客が半裸で写真を撮り、ソーシャルメディアに投稿し、物議をかもしました。
公の場で謝罪をし、和解の一環として人と自然の調和を保つための儀式にも参加しましたが、国外追放となりました。

観光・創造経済大臣のSandiaga Uno氏によると、バリ島では登山を行える地域は限定されています。

こういった規制はバリ州政府によって決められています。
今後、登山や観光に使用される山では、植樹やエコツーリズム活動への参加が義務付けられる予定です。

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