こんにちは!MADE(マデ)です★今日は、ウブドの見どころの一つはゴアガジャという所をご紹介します♪
「ゴア」は日本語で洞窟という意味で「ガジャ」は象です。ゴアガジャというのは象の洞窟という意味です。
バリには、象はいません。ですがなぜここは象の洞窟という名を付けられたのかでしょうか?それは、インドからヒンドゥー教の教えを伝えたアガスティアという聖者が生まれた所が象の森で、そこから名付けられたからです。
ゴアガジャは11世紀のバリ王朝であるケサリ・ワルマデワという王の時代に建てられて、ヒンドゥー教と仏教の僧侶たちが俗世を離れ、静かに瞑想にふけるための場所だったのです。ですがその後、バリ王朝が続かなかったので管理する人がいなくなり、
そのうちに埋められてしまいました。
しかし、偶然にもこの地方で洪水が起こったので洞窟の岩の一部が見えてきました。
それでこのような洞窟が1923年に存在する事が分かりました。
そこにある精巧に石を掘られた沐浴場は1954年にオランダ人の考古学者であるクレイグマン教授によって発見されました。奇蹟ですね。「これも神のパワーなのかも知れない…」なんて思ってしまいます。
水浴場は見られるように6つの噴水があります。
その噴水の水源は洞窟の西側にあります。水は天女のおへそから出てきます。
下の画像の洞穴は岩の断崖を掘られたものです。洞穴の入り口には、目をギョロギョロした怪物が両手で洞穴を開いているものが見えます。ちょっと怖いかな?
食べられたりはしませんのでご安心を(^^;)。
その他に洞穴の壁には森や山を登った人達の彫刻も見ることができます。
そういうわけで、このゴアガジャは象の森の山を表しています。
洞穴の中にはT字型の心室があります。
中に入り、ライトを光らせて6メートルぐらい歩き、左の方へ曲がったら古い彫刻が見えます。下の画像を見て下さい。この彫刻はガネーシャです。ガネーシャはシヴァ神の息子で、頭が象の顔で体が人間です。誰かが布をかけてあげていますね。日本でいうお地蔵さんの様に大切にされています。(^^)
ガネーシャは知恵の守り神として信仰されています。反対側にリンガという祭壇が置いてあります。下の写真のように、リンガは三つあります。これは唯一神のシンボルで三神一体を表しています。そして三つのリンガの辺りには、八つのリンガが置いてあります。これはシヴァ神のいろいろな形と信じられているんですよ。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
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